モトコンポ ~エアクリーナーボックスなど~ [モトコンポ]
リア灯火類、リアフェンダー、バッテリー、エアクリーナーボックス、リヤサス、シートを取り外しました。
灯火類はもう部品は出ないので慎重に取り外します。
リヤのフレーム周りには目立った錆はありませんでした。
シートは4本のボルトで取り付けてあります。
複雑なパンダグラフで上下してます。こいつは錆落とししてタッチアップかな?
エアフィルターはスポンジタイプなので、洗って使おうと思いましたが…
クッキーの様にさくさく崩れます
エアクリーナーボックスを取り外すとちっこいキャブが姿を現しました。
ん?ラー油が垂れてる
リヤサスも外します。SHOWA製でした。
イグニッションコイル周りを掃除したついでに、プラグコードも外しておきましょう。
コードが硬化してるようです。これは汎用品と交換します。
外したサス、エアクリーナボックスはキレイに洗浄しました。
今回はレンジ周り用ルックを使います。
次回はキャブをばらしましょう。
フロートと内部の腐食が怖い…
モトコンポ ~部品調達~ [モトコンポ]
今回の購入パーツ:プラグ、プラグコード、リリーフバルブ、キャブガスケットCOMP.
プラグはBP4HS、店頭に熱価4番のプラグ在庫が無くて取り寄せ。
プラグコードは切り売り(10cm単位)で購入しました。赤、青、黄もありましたが、標準の黒で。
リリーフバルブは車載(横倒し)時のガソリン漏れ防止用なので、必要ないって言えば必要ないのですが、まだ純正パーツが出るうちに購入しておきました。
キャブガスケットはキャブ分解時に必ず交換するので…
カウル装着ボルトのゴムワッシャーをホームセンターで入手。
全部で12枚必要になりますが、純正部品は1枚200円以上だとか
12枚買うと2400円以上…あまりにも高価なのでホームセンターをうろうろ。
すると、座金売り場にゴム座金として各種サイズが並んでました。
ゴムワッシャーM8*18、4個入り100円で12個分購入して300円でした
ネットで調べますと、ゴムシートをポンチで打ち抜いて自作されている方もおられるようです。
モトコンポ ~整備の基本は洗車だな~ [モトコンポ]
モトコンポのカウルをはずして、エンジン周りの清掃をやりました。
経年劣化が考えられるので、樹脂パーツの取り外しは無理せずに丁寧作業します。
ゴムブッシュはぼろぼろになってます。くみ上げ時は新品に交換です。
ボルト類はチャック付きの小さなビニール袋に装着場所をメモして保管します。
やはり、細かいパーツは欠損してました
ストップ状態のモトコンポ。
バッテリーは…
横倒しにしても液漏れしない構造の純正バッテリーは生産中止。
同じ規格サイズの開放型バッテリーか、オクで出てる密閉型のバッテリー、もしくはバッテリーレス?
しかし、モトコンポはレギュレータが無いので、バッテリーレス化は厳しいです。
モンキー6Vのレギュレータが入手できればバッテリーレス化できるんですが
レギュレター(31600-GK4-761) 中古パーツがあれば、おしえてください
洗浄には15年物のダートスコートを使いました。
カウルをはずすとオイルまみれでした
キャブもオイルポンプもオイル+汚れで真っ黒です。
シリンダー周りもオイルまみれ…
水をかけて、ダートスコートをたっぷり噴霧。
しばらく待ってブラシでごしごしごしごし…
結構キレイになりました。
細かいところは分解しながらキレイにします
マフラーに目立った錆びがないのがラッキー
うれしい発見!
リヤブレーキワイヤーの劣化が見られません。
全然錆びてないので、インジェクターで清掃注油だけで問題なし(予定)。
リヤホイル外すときにリヤブレーキが必要なので、ワイヤー整備はそれからです。
このホイルを外すために、電動インパクトドライバーを…
さあ、オイルタンクを外して洗浄しよう!と思ったのですが…
暑さでj-taroがバッテリー切れになりました(笑
攻略本ゲット(笑 [モトコンポ]
モトコンポ再生の攻略本(サービスマニュアル)をゲットしました。
残念ながら、アイテムリスト(パーツマニュアル)はこれからです
普通に新品が届きました。よく見ると…2008.10になってますね。
昨年の10月に発行されているようです。
生産中止の消耗品の再生産も…期待していいのかなぁ
初版は昭和56年10月のようです
モトコンポ ~ブレーキワイヤー~ [モトコンポ]
最初に気になったブレーキワイヤーから分解を始めました。
握るとブレーキは効きますが、ほとんどオンオフスイッチ状態
内部が錆びてて固着気味か、ブレーキ本体がさび付いているのか…
新品交換が一番楽やなと、姫カワさんに前後のブレーキワイヤーを発注したのですが、メーカー生産中止とのこと
本田宗一郎氏がご健在ならこんなことなかったのに…
無い物はしかたありません。ある物を再生して使いましょう。
まずはフロントブレーキから取り外してみました。
レバー側はキレイです。屋根の下で保管していたおかげですね。
ブレーキ側は…
錆びてますね。
でも、ワイヤーの動きはざらつき感がありますが、普通に動きます。
ワイヤーインジェクターを使って、内部を清掃しましょう。
エトスデザイン製で840円でした。アストロ製なら630円ほどで買えるようです。
見た感じ同じなので、きっと作ってるところは一緒なんでしょうね
ケーブル(外装)を固定するゴムは奥の方が狭くなってます。
ケーブルの外径(外装)に合わせて固定場所を選びます。太さの合う一番奥に差し込んで、ワイヤーのタイコ部をゴムの外側に密着させるように合わせてから、固定ねじを締めこみます。
こんな感じです
注入口にスプレーノズルを差し込みます。
清掃はCRC565でいいと思います。
スプレーは…シューッと吹き込むと逆流しますので、シュッ、シュッ、シュッと少しずつ吹き込みのがコツです。中に液が流れ込むのを感じながら、焦らずにのんびり作業しましょう。このとき、出口側(ブレーキ側)から内部の汚れと一緒にCRC565が流れ出ますので、ウエスやビニール袋で受けましょう。
こんな感じでCRC565の液と汚れが出てきます。
あとは根気よく、出てくる液がキレイになるまでシュッ、シュッ、シュッ、です。
今日はここまで
キレイになったら、ワイヤーグリースを吹き込んで完了。
15年ほど前のヤマハ純正ワイヤーグリースME-1を使いましょう。
次はリヤブレーキワイヤーです